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第1回

真性多血症(polycythemia vera:PV)の治療目標は血栓症の予防とされている。そのため、血栓症発症リスクに応じて治療方針が推奨されている。低リスク群(60歳未満かつ血栓症の既往なし)においては瀉血+低用量アスピリン、高リスク群(60歳以上または血栓症の既往あり)は瀉血+低用量アスピリンに加え、細胞減少療法となっている。いずれのリスク群においてもヘマトクリット(Ht)値のコントロール目標値は45%未満である。…

第2回

低リスク真性多血症(polycythemia vera:PV)に対するロペグインターフェロン アルファ-2b(以下ropeg)と標準治療(瀉血+低用量アスピリン:以下、STD)とを比較したLow-PV試験により、12カ月および24カ月におけるropeg群の有効性、安全性が確認され、ropegが低リスクPV患者に対する新たな治療選択肢となる可能性が示唆された2,3)[第1回記事参照]。本継続試験では、Low-PV試験のropeg群レスポンダー(主要評価項目達成者…